- 少しの事で落ち込みやすい
- ネガティブ思考で前向きになれない
- 悪いことばかりが頭に浮かぶ
このような特徴に心当たりはありませんか?心当たりがあるという方は、落ち込みやすい性格でなかなか前向きな考え方ができていないのではないでしょうか。落ち込みやすい性格だと、暗い気持ちになってしまう事が多かったりネガティブ思考でなかなか前に踏み出せなかったりと悩みが付きませんよね。
落ち込みやすい性格を変えて、前向きに生きていきたいと考えている人は少なくないはずです。そこで、今回は前向きに生きるために実践すべきことをいくつかご紹介していきたいと思います。前向きになって明るく元気に日々を過ごしていきましょう。
前向きになる方法
前向きになれない、ネガティブで落ち込みやすい人は、普段から無意識のうちに落ち込みやすくなってしまうような行動を取ってしまっています。そのため、前向きになるためには意識的に行動や思考を変えていかなければなりません。
最初は意識しつつ実践していく必要がありますが、慣れてくれば癖になってしまうのでそれほど難しくはありません。いくつか前向きになる方法をお伝えしますので、自分の出来そうなものから実践してみてください。
使う言葉を変える
落ち込みやすく、後ろ向きな人は使う言葉まで後ろ向きになってしまっています。例えば、「嫌だな」「疲れた」「できない」「つらい」「きつい」「面倒だな」「苦手」というような言葉です。口に出す頻度が少なくても、このような言葉を頭の中で考えてしまっているという方は多いのではないでしょうか。
「言霊」ともいわれるように、言葉にはエネルギーがあります。マイナスな言葉を多くはしていればマイナスのエネルギーを受けてしまい自分自身がどんどんマイナス思考に、ネガティブになってしまいます。逆に、前向きな言葉をよく使っていればプラスのエネルギーによって自分自身もポジティブに前向きになることができるということです。
前向きに生きていきたいのであれば、まずは使う言葉を変えていきましょう。「楽しい」「嬉しい」「幸せ」「好き」「できる」「素敵」というような言葉を意識的に使うようにしてください。口に出す言葉だけではなく頭の中で考える言葉も同様に変えていきましょう。
「今日はいい天気だな」「この花の色は素敵だな」というような普段なら口に出さないようなことも意識的に言葉にすることでより効果が得られるはずです。
日光を浴びる
休日には外に出ず、カーテンも閉め切ったままになってはいませんか?毎朝きちんと朝日を浴びるということは前向きになるためにはとても重要なことです。太陽の光を浴びる事で、幸せホルモンであるセロトニンが分泌されることがわかっています。
どんよりと曇っている日や雨が続いている梅雨の時期には、何となく悲しくなったり気分が暗くなったりしますよね。セロトニンの不足は気分を暗くしたり、不安定にしたりしてしまいます。
休みの日でも、朝起きたらカーテンを開けて日光を上げるようにしましょう。意識的に続けてみることで、心身共に変化が表れてくるはずです。
悩んだ時は行動するタイミングだと捉える
誰にでも悩んでしまうことはあります。ですが、後ろ向きな人は前向きな人に比べて悩み事が多くなってしまいますよね。では、なぜ悩み事がどんどん増えてしまうのでしょうか?それは、悩んでばかりで行動できていないからです。
例えば、仕事でミスをしてしまった時。後ろ向きな人は「こんなミスをする自分はダメだ」「みんなに失望されたかもしれない」と悩み続けます。ですが、前向きな人は、「挽回するにはどうすれば良いだろうか」「これ以上迷惑が掛からないようにしっかり仕事をしよう」というように、自分のミスを反省した後にすぐ行動を起こすことができます。
悩んでいるということは「行動しなければならない時」なのです。「これをやってみたいけど自分にはできないかも」と悩んでいても、いつまでたってもその状況は変わりません。悩んでいる時間があるなら、少しでも行動して現状を少しでも変えていった方が良いと思いませんか?行動に移してしまえば、その悩みは自然と消えてしまいます。
悩みが絶えないという方は、「悩んでいる=行動するとき」ということを頭に入れて自分のできることから少しずつ動いてみるようにしましょう。
他人と自分を比べない
自分より優れている人を見つけては落胆してしまうという人は少なくないでしょう。ですが、他人と自分を比べても何の意味もありません。なぜなら、人は誰しも人より優れている部分も人よりも劣っている部分も持っているからです。
あなたよりも優れている部分を持っている人は沢山います。ですが、あなたが羨ましいと思っている人は、あなたのことを羨ましいと思っているかもしれません。あなたが気づいていないだけで、あなたは人に羨ましがられるような素敵な部分を持っています。
確かに、人よりも劣っていると思える部分もあるでしょう。ですが、それは世界中の誰でもみんな同じです。全てにおいて誰よりも優れている人も、全てにおいて誰よりも劣っている人もこの世には存在しません。人よりも優れている部分も劣っている部分もみんなそれぞれ持ち合わせています。それが個性というものです。
他人と自分をいくら比べても、全く意味はありません。それよりもまだ見つけられていない自分自身の良い部分を見つける努力をしてみてください。今まで見えていなかったあなたの素敵な部分はまだまだたくさんあるはずです。
どうしても後ろ向きになりそうな時には
どれだけポジティブな人でも、たまには落ち込んでしまうことはあります。前向きに生きようと努力していても、どうしても後ろ向きな考えが浮かんでしまうこともあるでしょう。そこで、ここからはどうしても気分が沈んでしまいそうなときの対処法を2つご紹介します。
姿勢を変える
落ち込んでいる時には、ため息をついてしまうことが多いですよね。精神的にとても安定していて心身共に健康な人でも、毎日ため息をつかせるとうつ病になってしまうそうです。心と体は強く結びついています。体の様子が心にも強く影響を与えてしまうのです。
気分が沈んでいる時には、背筋が丸まり、下を向いてため息をついてはいませんか?「なんだか気分が沈んでいるな」と思ったら、姿勢を変えてみましょう。胸を張ってまっすぐ前を向き、深呼吸しましょう。意識的にポジティブな気持ちと同じ時のような姿勢、体の使い方をすることで気分も晴れていくはずです。
笑顔を作る
気分が沈んでいるときは、顔も強張っていたり眉間にしわが寄っていたりします。表情は心にも影響を与えてしまいます。暗い表情をしていれば、どんどん気持ちも暗くなってしまう一方です。
どうしても気分が上がらないという時は、無理矢理にでも笑顔を作ってみましょう。顔の筋肉の動きによって脳に伝わる刺激が変わってきます。口角が上がっていると、脳は「楽しい気分なのだ」と勘違いしてくれます。最初は無理矢理だった笑顔も、いつの間にか気分が明るくなっていき、本当に笑えるような感情になっていきます。
まとめ
前向きになる方法と後ろ向きになってしまった時の対処法についてお伝えしました。
人には落ち込んでしまう時、後ろ向きになってしまうことが必ずあります。365日毎日欠かさずポジティブで前向きな人はほとんどいないでしょう。ですが、後ろ向きな気持ちで過ごす日よりも、前向きな気持ちで過ごせる日が沢山あった方が、人生が楽しくなりますよね。
後ろ向きで落ち込みやすい性格で悩んでいるという方は、今回ご紹介した方法を一つからでも良いので実践してみてください。気持ちが前向きに変わっていくことで、今までチャレンジできなかったこと、踏み出せなかったことにも挑戦することができ、もっと充実した生活を送れるようになすはずです。