ママ友グループは疲れる!女性の集団が面倒で苦手な理由

「私は人と群れるのが嫌なんだよね」とはいえ、人は一人では生きていくことができないので(厳密には誰かとどうしても関わってしまうことになる)、そこで生じるのが人間関係。特に女性同士では、女性特有の「群れる」ということに辟易してしまう人もいるのではないでしょうか。

 

女子はいつからストレスになるような「群れ」をつくるのか

そんな私、女40代もこれまでの人生を振り返ると幼いころから自然に群れてはいたな、と感じます。しかし、幼いころの群れるという行為は、気の合う友だち同士で行動するという自然発生的でストレスを感じない「群れ」でありました。例えば一緒にトイレに行く、一緒に教室移動、休み時間を一緒に過ごす程度の無邪気な群れです。

 

では、いつの頃から女同士の群れ、いわゆる女子グループというものにストレスを感じるようになったのでしょう。そして、なぜストレスを感じるようになるのでしょうか。

 

いつから、なぜ女子は「グループ」になるのか

なぜ女子はグループになるのでしょう。それは、「個」であることへの不安から生じる恐れから逃れたいという気持ちと、自己肯定感を得たいという思いからではないでしょうか。

 

では、いつから女子はグループになるのか。幼い時期の仲良しグループという形とは異なり、ある程度の意思や意図をもってグループになり始めるのは高校入学がきっかけになるのではないでしょうか。

 

高校生活のスタートは、多くの生徒にとって新しい環境です。そして、今までと雰囲気が異なる人たちと交わることにもなります。それは、それまでの小中学校の時とは違い、自分は「個」だということを実感する機会になるでしょう。

 

「個」であることへの自覚が、不安と希望の両方の感情を抱かせるとしたら、その両方を解消する手段が「グループ」になることです。そして、それは自分を知っている人が少ない新たな環境での再スタートをきる拠点にもなります。

 

グループは自分の居場所です。自分のイメージどおりのグループに属すれば安心感と充足感を得ることができます。似たもの同士の集合体なので、お互いを認め合うことができ自己肯定感も満たされます。

 

グループになることで生じるストレスの原因

学生の女子グループは、「おしゃれな女子グループ」「知的女子グループ」「クールな女子グループ」「素朴な森ガール的グループ」のようなカテゴリでグループができる傾向にあります。

 

思春期や微妙なお年頃のグループにおけるトラブルやストレスの原因は、グループの雰囲気を損なうような見かけや振る舞いでしょう。

 

例えば、40代女の私が思いつく例でいえば、ルーズソックスを履きこなしているグループにあって、突如として三つ折りのスクールソックスを履いてしまったらどうでしょう。それはとんでもない「裏切り行為」になります。そんなイケてないことを一人にされると、グループ全体が周りから「イケてないグループ」と認定されてしまうのです。

 

グループ内で一人だけ違うことをするなんて、信じられないとんでもない悪行なのです。そんな事をしたら、グループ内での円滑な関係は崩壊してしまうでしょう。

 

こうした学生時代の女子グループの在り方がその先もずっと、女性が群れることの面倒くささやストレスの基礎になっているのではないでしょうか。

 

なぜそう思うのか。それは女子から女、そして私のような40代オ〇さんになっても、うっかりしているとその面倒くさい関係にいつでも巻き込まれてしまう状況にあると感じているからです。

 

ママになっても群れること~ランク付けに意義を見出しているから~

先に触れましたが、自分のイメージに合ったグループに属することで安心感を得ることが重要です。それと同時に、そこに存在する自分が他からどう見られるのかが女子にとっては大きなポイントです。

 

それはいくつになっても同様で、子供が生まれ、子育ての期間に入ってからもしばしば女性は群れ続けます。そのことに面倒くささとストレスを感じることになる人もいます。

 

いわゆる“ママ友“としてのグループでは「○○ちゃんママ」同士として群れることになります。ママ友のグループも、やはりイケてるママ友とそうではないママ友の区別があります。

 

イケてるママ友といっても所詮評価するのは本人ですから実際には「イケてると思っているママ友」です。彼女たちはある程度おしゃれであったり、流行に敏感だったり、夫の収入が高く家計にゆとりがあるなど、それぞれのステータスをもっています。

 

そして、彼女らは自分が他の人よりも優位だと思えることについて、優劣をつける癖があり「劣」の者に対してはとことん厳しい態度を見せます。逆に「優」な仲間とは群れることで、その地位を他に見せつけます。

 

ママ友のグループでは選ばれし仲間同士がランチをしたり、子供同士の交流を通じて結束を強くしていきます。

 

気の合う者同志、ランクが一緒の者同士が交流し仲良くすることが誰かで実害が及ぶものでなければ問題はありません。

 

しかし、こうした仲間の中でもひょんなことからトラブルやストレスに遭い、弾かれてしまう者も出てくるのです。

 

ママ友の群れから追いやられるとこ~実例から~

私の経験を話します。

 

長男が所属しているスポーツ少年団(以下 スポ少)のママ友グループがありました。私も自然な流れでそこに属していました。息子を含め、所属メンバーは隣り合った3つの学区の小学校から集まってきているスポ少でした。そのため、ママ友グループが顔を合わせるのはスポ少の練習日のみという関係でした。

 

しかし、中学校入学と共に3つの学区は一つの中学校に通うことになるので、ママ友グループの面々はPTAの面々にもなり、関わる機会が増えました。

 

入学してから2カ月目の位の時、私がスポ少の練習に息子を送って行くとあるママ友から呼び止められ、予期せぬ言葉をかけられました。

 

「○○君(私の息子)の小学校からの友達なんだけど、アレでいいの?今度からはうちの子たちと中学校も一緒だし、こっちと遊べばいいよ。このままだとイケてないじゃん。」

 

とても驚きました。子供の友達選びを親がするなんて。ママ友たちが指摘した私の息子の小学校からの友達とは、体系が太目で運動が苦手なタイプでした。要は見かけで判断されたのだと思います。

 

その時は笑ってごまかしましたが内心「面倒だな、先が思いやられる」と思いました。そして、このことで何かアクションを起こそうとも思わなかったのでそのままやり過ごしました。

 

しかし、ママ友たちはずっとチェックしていたのです。後日、私はまた言われてしまったのです。

 

「ちょっと、なんで自分の子の友達に関心ないの?このままだとうちの子をあなたの家には遊びに行かせないよ。」

 

この時は困ったな、と言うよりはそれならそれでこっちはいい、と思いました。親がどうこう言うような話ではありません。子供たち同士で遊びたければ遊ぶだろうと考えました。そこで私もつい言ってしまったのです。

 

「別に悪い子ではないし、うちは誰がきてもらってもかまわないけど」…と。

 

これがまずかったのです。

 

以後、スポ少でも学校でも私は仲間外れにされてしまいました。影響は子供たちに及びました。そのママ友たちの子供たちは、学校では息子と話しはするものの、我が家に遊びに来ることは決してなかったのです。

 

彼女たちはいつも共通の話で盛り上がり、通っている美容院も使っているエイジングクリームも一緒。子供たち同士のリュックサックや靴も一緒に揃えていました。

 

私は、仲間外れにされたことで悩んだこともありますが、自分だけではなく子供にも影響が及ぶようなママ友グループからは外れることができて良かった、とすっきりしました。ただ、うちに遊びに来る友達が減ってしまったことについては、息子に対して申し訳ない気持ちが残ってしまいました。

 

スポ少を引退するまでの残りの2年半、練習日は何とかなってももちろん大会やイベントもあります。その2年半の期間を思うと私はとても憂鬱で辛い気持ちになりました。

 

その辛い気持ちを少しでも和らげるために私なりの工夫をしたので次に紹介します。

 

ママ友グループとのトラブル、ストレスから自分を守る方法

私が実践したママ友との関係でのストレスの逃し方は3つです。

  1. 子供を傷つけないように対外的には普通に振る舞う。
  2. 接触を可能な限り避け、逃れられないことだけは関わる。
  3. ママ友が入り込めない世界を作る。

 

子供を傷つけないように対外的には普通に振る舞う

親同士のいざこざで迷惑をこうむるのは子供です。私の体験のように、子供に影響があっても、恨みや悲しみを表情や態度に表してはいけません。対外的には外出先でママ友と顔を合わせれば挨拶もしますし、スポ少で協力し合わないといけないことは親として参加しました。

 

感情を表に出すと、また嫌がらせを受けたり、陰で面白おかしく何を言われるかわからないからです。ママ友たちにネタを提供することは絶対にしませんでした。便乗して子供も何を言われるかわからないからです。「普段通り、普通に振る舞うこと」それが、自分の子供を守る方法でもありました。

 

接触を可能な限り避け、逃れられないことだけは関わる

ストレスから逃れる方法は「逃げられることからは可能な限り逃げ、逃げられないことだけをやれ」ということを、昔勤務していた病院の医師から教えられたことがありました。私はこれを教訓に、可能な限りママ友の接触を避けるようにしました。

 

私は、ママ友同士のグループで問題なく過ごしていた時は、スポ少の練習日には皆と世間話をしながら練習場で過ごしていましたが、関係が悪化してからはその場にいない様にしました。

 

独りぼっちかだからいなくなったと思われるのが癪(しゃく)でしたので、その時間を利用してウォーキングをしたり、必要な買い物をするようにしました。

 

ママ友が入り込めない世界を作る

しかし、どうしてもママ友グループと同じ時間、同じ場を共有しなくてはならないこともあります。

 

大会前の打ち合わせや役割決めなどの時です。そのような時は、娘を同席させました。それまでは、小学生の娘は私に用事があるときは実家に預けていましたが、娘が同席することでさすがにママ友たちも私に対しての嫌味や嫌がらせをすることはできませんでした。

 

また、スポ少の役割分担で仲間外れになりそうなときは、誰もが嫌がる仕事や、他の人が苦手とするパソコンを使った仕事などを引き受けるようにしました。

 

ママ友グループと関わる面倒さやストレスを思うと、多少大変でも一人で黙々と行う仕事があった方が随分気が楽でした。

 

女性グループはどこまでいくの

現在、私40代。女性グループに属しているあの人たちはどこに向かっていくのでしょう。今ではママ友のストレスもなく平和に過ごしている身としては、相変わらず群れているママ友を時々目にすると哀れに感じます。

 

スポ少のママ友グループの子供たちは、全員が同じ高等専門学校に進学しました。これから5年、彼女たち、そして子供たちは運命共同体であるかのような統制ぶりです。

 

息子たちが中学校を卒業した後に、久しぶりに一人のスポ賞のママ友とばったりスーパーの駐車場で会ってしまいました。

 

「こんにちは」

 

「…」

 

無視です。まるであなたとはもう、住む世界が違うのよと言わんばかりの無視っぷりで私の横を通り過ぎていきました。私には今、自由があります。服や身につける物で誰の目を気にすることもありません。

 

どこかの大人のせいで、息子の立場まで案じなくてはならないような、余計な心配や気遣いもしなくてもよくなりました。

 

群れないことで私は自由になったのです。決まりきったグループに属さなくとも、素敵な友達は出来ましたし、毎回、「必ずここの集団にいなきゃ」というストレスから解放されるので、生きやすい環境になりました。

 

ではあのママ友たちはどこまでいくのでしょう…。考えることが無駄だと感じるくらいに今では興味がなくなってしまいました。

 

まとめ

女性の集団の始まりは、孤独からの逃れや自分を良く見せたいという誰もが持っている純粋な願望なのかもしれません。

 

しかし、いつしか見栄や欲が生まれ「イケてるグループにいる素敵な私」という見かけにこだわり、理想のグループを作り、守ることに必死になってしまうのではないでしょうか。

 

グループの雰囲気に合わせることができない人は排除する、見下すという意識が強いのでとことんその考えに同調できない人でないとストレスを感じ、悩んでしまうのです。

 

しかし、皆さん、本当に「イケてる素敵なグループ」と思って見ている人がいる思いますか?私は期待しているほどはいないのではないかと思ってしまいます。

 

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