マウンティング女子とは?厄介な相手からの回避&撃退方法

女性だらけの集団では、必ずといっていいほど厄介な人が一人くらいいるのではないでしょうか。ヒステリックな女性、意地悪な女性、腹黒い女性など、色々な種類はあります。このような女性はもちろん、本当に困った人たちです。

 

それよりも、そんな分かりやすい意地悪な人ではなく、話しているとなんだか疲れるし嫌な感じを受ける人がいます。会話の中に自慢話をさりげなくぶち込んできたり、会話の相手から何か聞き出しておいて、それを小馬鹿にしたり。そんな人は「マウンティング女子」かも知れません。

 

マウンティング女子って何?

マウンティング女子という言葉は、沢尻エリカさんが主演したドラマ「ファーストクラス」で話題となり、使われるようになりました。

 

マウンティングとは、動物社会における格付けの確認行為です。サルが他のサルの尻に乗って交尾姿勢を取って優位を示し、乗られた方は無抵抗であることで、動物社会における順位の確認をしているのです。この行為が転じて、人間社会における格付け争いを表す言葉として使われるようになったのです。

 

マウンティング女子は、他人の尻には乗らなくても、言葉を使って自分の方が相手よりも上であることを何とかアピールしようという、厄介な女性です。わざわざ順位格付けをしなければ気が済まないとは、サルレベルなのでしょう。自分の心の中だけで勝手にして優越感に浸っているのであれば、ただの腹黒女ですが…。マウンティング女は、相手にもそれを伝えて貶め、優越感にひたらなければ気が済まないところが厄介なのです。

 

マウンティング女子の棲むところ

マウンティング女子は、女性ばかりの集団で登場しやすいようです。男性と自分を比較してどうこう思わない反面、同じ女性に対しては比較して優越感を抱いたり、卑下しやすいからなのでしょう。周囲が比較対象ばかりの集団になると、おのずと発生しやすいのかも知れません。

職場

看護師や保育士など、女性がほとんどの職場ではドロドロした感情が渦巻いていることが多いです。休憩室ではさり気ない自慢話、悪口がいっぱい!

 

部活

女子ばかりの部活動では、レギュラー争いや先輩や顧問に好かれているとかいないとか、嫉妬や優越感が渦巻いています。スポーツ系の女子ならば、さっぱりしていてそんなドロドロとは無縁な感じもしますが、とんでもない。嫉妬から無視や嫌がらせなんて話もよく聞きますよね。

 

レギュラー争いに勝った女子が優越感から「そんなことも出来ないの~!」みたいなパワハラ発言的なことを言ったり、逆に敗れた女子が「ねえねえ、夏休みはみんなどこに旅行に行くの?うちハワイ行くから、けっこう部活に来れる日がないんだよね~」なんて言ったりします。上手下手でマウンティングする人間が決まるわけではなく、どちらにしても性格の悪い女子がすることなのですが…。

 

ママ友関係

これは、その女子本人のこと以外に、子供や夫のことが大いにマウンティング対象になります。比較して安心したり、貶めて優位に立ったつもりでいるのです。

 

子どもが赤ちゃんの時には、おっぱいをどれくらい飲むか、体重はどうか、首が座った、寝返りを打った、ハイハイした、言葉を話した、オムツが取れた…などなど、事あるごとに自分の子どもとママ友の子どもを比べては、自分が優位に立とうとする人もいます。

 

こんな事がありました。1歳のお誕生日を前にオムツが外れたAちゃん。なんでも他の赤ちゃんより早い時期に出来る子で、ママはいつも手放しで喜んでいました。発達が遅い子もいる中で、お構いなしに…。オムツが外れた日も、ママはAちゃんと同じ誕生日のBちゃんママに得意気にメールしました。

 

「Aちゃん、オムツ外れたよ!早いでしょ~。親孝行娘!オムツ買い続けるってお金もかかるし重いし大変だよね。Bちゃんも頑張れー。」

 

これをシンプルにエールだとは受け取りにくいですよね。カチンときたBちゃんママはこんな返信をしました。

 

「へぇー、Aちゃんさすがだね。自分の家庭のこと、よく分かってるよね。お父さんが頼りないから、早く自分がしっかりしなきゃって、自立しなきゃって、赤ちゃんなのに分かってるんだね!Aちゃんスゴーイ!」

 

Aちゃんのお父さんは正社員の職を探しながら、アルバイトで生計を立てていました。Bちゃんのお父さんは、一部上場企業の社員でした。Aちゃんママは、子どものことで相手をマウンティング、頭にきたBちゃんママは旦那さんのことで相手をマウンティング…どっちもどっちかな、という気もしました。

 

ふたりとも、さんざん相手の悪口を周囲に言い触らし、仲良しだった(?)関係も断ったようです。

 

どうしてマウンティング女子になるのか

自分が相手の優位に立って、相手を貶めようとするなんて、マウンティング女子って性格悪い。でも、性格の良し悪しだけではなく、もっと根本的な問題が隠れているような気がします。どうしてマウンティングするようになるのでしょうか。

 

根底にあるものは自身の無さ

そもそも、自分の生き方に自信をもっている人が、他人のことを細かいことまでとやかく言うでしょうか。他人を自分と比べて優位に立とうとしたりするとは思えません。自分は自分、人は人。自分と自分の生き方に誇りをもって大切にしつつ、他人のこともリスペクトするのだろうと思うのです。

 

結局、マウンティング女子は自分に自信がないのです。容姿、学歴、職業、彼氏や夫、子供の成績、家柄…。あらゆる分野で劣等感を感じていることが多いものです。なのに、プライドだけは高い。これが困りものなのです。

 

他人から自分がどう見られているか、これも気になって仕方がない。気になるものの、自分でも自信がないわけだから、人も自分を素敵だと思っている、きれいだと思っている、羨ましいと思っているなんてことはないことも重々承知しています。でも、他人に認めさせたい。

 

だから、自分が優位に立って、動物のように相手をひれ伏させようと必死でマウンティングするのです。その内容も、自分の学歴や仕事の経歴など、自分が頑張って得たものを使ってのマウンティングならばまだしも、旅行先や持ち物など、自分の中身に関係ないことでも何でも構わないのです。

 

そんな取るに足らないようなことであっても、マウンティング女子はとにかく自分が優位に立てる情報を常々必死で探しています。なんだか、痛々しいですよね。

 

はた迷惑なマウンティング女子ですが、そのような他人を貶める方法でしか、安心感や自己肯定感を得たりすることが出来ない可哀そうな人なのです。振る舞いを見ていると、大きな顔して強そうでいても、心の中は自身のなさにぐらぐら揺れているのです。そんなマウンティング女子の心理を突いて、悔しがらせる方法、黙らせる方法はあるのでしょうか。

 

マウンティング女子をおとなしくさせる方法

うっとうしいマウンティング女子をやっつけてやろう、なんて一生懸命考えるのも、自分も同じ土俵に上がっているみたいで嫌ですよね。とは言え、耳障りでとにかく黙って欲しい。大人しくなってほしい。マウンティング女子の対処法を考えていきましょう。

 

とにかく距離をおく

これに尽きます。厄介なマウンティング女子は相手にしないのが一番です。職場など、絶対に関わらなければならない相手でなければ、連絡を絶ってしまうに限ります。そんな相手と付き合ったところで、なにひとつ自分のためになりません。

 

今度会おう、などと連絡が来ても断り続けると離れていくでしょう。もちろん、あなたの悪口も言いふらすかもしれませんが…。マウンティング女子の同類以外の人なら、それが本当かどうか、察知してくれるはずです。

 

さらりとかわす

距離を置くのがいいなんて、誰しも百も承知ですよね。職場も含め、それでも関わらなければならない場合が多いもの。

 

「夏休みの家族旅行、どこ行くの?えっ行かないの!マジでー!子ども可哀そう…。」

「結婚記念日だから、新しい指輪買ってもらうわよ~。当然よね。あなたのところは何買ってもらうの?」

 

なんて、自分の家のお金持ち自慢みたいなのを昼休みの休憩室なんかで大声で大きな顔して言ってくる人っていますよね。素敵な人は、わざわざ自分からは言わないものです。そういうことにも気づかないのですよね。

 

「うちは一か月クルーズするわ。」

「もう指輪なんてたくさんあっていらないから、ディズニーランド貸切ってもらった。」

 

なんて答えられるなら相手は地団駄踏んでくやしがりそうですが、そんな答えが返って来そうな相手にはマウンティング女子は質問しません。自己肯定感のために、自分より低いと見なせる相手にだけ質問して、ちっぽけな自尊心を満足させているのです。

 

こういう質問や自慢話、本当に面倒くさいもの。相手がワーワー言ってくるのにたいして、「さあ~」とだけ言って、じーっと目を見つめてにっこり微笑んだりすると、意外に相手が引くことがあります。自分の自身のなさや薄っぺらさを見透かされているような気がするのかも知れません。くだらない質問には答える義務はないものの、無視するわけにもいかないのなら、こんな感じでさらっとかわすのがおすすめです。

 

まあ、まともに相手をする必要がありませんね。

 

出来るだけ関わらない

さらりとかわすのは効果的ですが、あちらから関わってこないにこしたことはないですよね。そのためには、この人と関わっても面白くない、と思わせることが一番です。マウンティング女子にとっての「関わって面白い人」は、自分が見下して優位に立てる人や、自分の悪口や噂話に乗って盛り上がってくれる人です。

 

世間一般からの「面白い人・話していて楽しい人・一緒にいたい人」とは全くの別物です。なので、マウンティング女子から「面白くない」と思われるのは、その人の人間性がつまらないからではありません。むしろ人間性が立派な分、取り付く島もなく、マウンティング女子にとってはつまらないのです。

 

自分を磨いて、マウンティング女子と違うレベルで生きていこう

マウンティング女子なんて、自慢話、悪口、噂話しか話すことのないとも言える相手です。そもそも、ひとりひとり人間は違う個体で、比較すること自体が無意味であることも分かっていない人間です。こちらは時事問題、学術系、趣味、スポーツなどの知識を磨いて、「敵わない」と思わせるが勝ちですね。

 

自分の内面のレベルを向上させて、マウンティング女子が近づいてこないようにしたいものです。「この人、つまらない」と思わせるとこっちものです。マウンティング女子にとってのつまらない人間=自分に自信と誇りを持っていて教養のある人間、になれるよう、自分磨きをしていきたいものです。

 

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