思い当たることがないのに自分に対しての言動がきついという人が職場にいませんか。また、あからさま態度や陰湿な方法で嫌がらせをしてくるなど「これはいじめではないか」と感じるような思いを職場でしている人は、案外いるのではないでしょうか。
職場のいじめは大人のいじめ。特に女性の場合はその原因の多くは「嫉妬」です。単に相性が悪い、何となく気が合わない同士であれば上手く距離をとりながら付き合うことができるでしょう。
しかし、職場での女性のいじめとなると、一方的で逆恨み、仕事にも支障がでるなど何かと厄介です。無視をして放っておいても嫉妬にかられた相手はなかなかそのまま遠ざかってはくれませんね。
そのうちに、毎日職場で孤独に思いをしながら過ごすことになるなんてまっぴらです。女の嫉妬にはさらに嫉妬させることで見返してやりましょう。
おずおずと引っ込む必要も、下手(したて)に出る必要もありません。複雑な女心にある嫉妬や妬み、そのことによるいじめについて知り、自分の身を守りながら見返す方法を考えていきましょう。
嫉妬されやすい女性のタイプ
最初に、職場で嫉妬されやすい女性のタイプをみていきましょう。
「自分はこうだから、嫉妬されたかもしれない」「あの人のこういうところが羨ましくて、嫉妬してしまったかも」両方の視点でみてみます。
すると、嫉妬されやすい女性のタイプ以下のように分けることができます。
- 仕事ができ知的である
- 容姿が優れている
- 悩みがなさそうでいつも前向き
- 自分にないものを持っている
これらのタイプに自分がいくつか当てはまりそうであれば、それがいじめられる原因かもしれません。また、自分の同僚などで当てはまる人がいれば、その人も人から羨ましがられるタイプ、もっと言えばあなたが嫉妬してしまうタイプとも言えます。
嫉妬されやすいタイプといじめ
では、ここからは嫉妬されやすい女性を3つのタイプに分け、どんないじめにあってしまう可能性があるのかを詳しくみていきましょう。
1.容姿が優れている
容姿が優れているということは女性にとっては嫉妬の対象になってしまいます。また、容姿がすぐれていることで男性によくモテること、上司に上手く甘えることができているように映ることから「美人は得」と思われがちです。
多くの場合、容姿がすぐれているからと言ってすぐにいじめられはしません。周りも「あの人は美人だからしょうがない」と割り切るでしょう。
しかし、美人であることを本人が自覚していて、鼻につくような振る舞いが少しでもあるといじめの対象になってしまう可能性があります。
そして、「あの子は男なら誰でもいい」「軽い女」などの悪口や事実とは異なる噂をされてしまうでしょう。また、美人であるためにそもそも女子が傍に寄りたがらないなど、何かと孤独で寂しい思いをしてしまうことになります。
2.仕事ができ知的である
勉強ができる、仕事ができる女性は周りから一目置かれます。容姿や見かけはある程度のおしゃれや努力でカバーできる部分があっても、天性の才能や仕事の上手さに周囲がかなわない場合もあります。
そのことを周りが認めてくれればいいのですが、「どうあがいてもかなわない」という気持ちから嫉妬にかられ、いじめに発展してしまうこともあります。
仕事に対する妨害や、ささいなことを失敗と決めつけて馬鹿にする、ミスや失敗を大げさに触れ回るなど、職場の評価や価値を下げるようないじめが起きてしまいかねません。
勉強や仕事ができ、知的な人はマイペースで過ごすことができそうなイメージがありますが、一方的な嫉妬やねたみによるいじめの前では、ストレスを抱えることになってしまいます。
3.悩みが無さそうでいつも前向き
いつも明るく明朗で前向きな人もいじめにあう要素を持っています。その明るさやパワーにカチンときてしまうのです。
「ノー天気でいいわね」「単純」などと捉えられ、仲間外れやわざと困る様な嫌がらせやいじめにあいやすいです。いつも笑っている、何をしても平気な様子が気に入らないのです。
4.自分にないものを持っている
このことに関しては、自分自身のことというよりも、「未婚か既婚か」「夫の職業や収入」「子供の成績」「持ち家」「どんな車に乗っているか」など取り巻く状況や環境に対しての嫉妬です。
見栄や自慢をしたいという女性の心理特有の嫉妬が原因です。自分よりも幸せそうな人が許せないのです。
こういう場合は何かと家や車、持ち物などのケチをつけてくるなどのいじめや家族を馬鹿にするような言動をされてしまうこともあり、精神的に大きなストレスになってしまいます。
職場でのいじめへの見返しの方法1~うまくかわす~
職場のいじめを見返す方法は、相手に嫉妬させる方法を含めていくつかあります。
最初にかわす態度で見返す方法を2つ紹介します。
自分はあなたを認めている、対等にやり合わないという態度で接する
嫉妬する女性は自分が認められていない、満たされていない、人が羨ましいと感じている人です。いわゆる承認欲求が満たされていない状態にあると考えられます。
相手の良いところや、相手が大事にしていること(家族や趣味、会社での立場や地位)を褒めてあげると良いでしょう。
対等にやり合わないという態度に、最初は相手がムキになるかもしれませんが、なるべく穏やかで円満に解決する方法は自分にとってもストレスが少なく済みます。手のひらで遊んで見返してやると考えるとよいでしょう。
もし一方的に攻撃して来たら鈍感にかわす
女の嫉妬は何の脈絡もなく、一方的に攻撃してくることがあります。そんな時は驚いてしまいますが、まずは鈍感にかわしましょう。気がつかないふりをしてみましょう。
鈍感な対応に相手があきれるか、「天然な人」と認定されれば、相手が引いていく可能性があります。
上手くかわすことで、相手の戦闘意識を欠くというのが狙いです。次に、嫉妬では嫉妬で見返してやる方法をお伝えします。
職場でのいじめへの見返しの方法2~嫉妬をさせ見返す~
相手よりもスペックの高い女性になる
いじめてくる相手よりもスペックの高い女性に自分がなることが大切です。相手が悔しがり、嫉妬してしまうような女性になるために、以下のことをしてみましょう。
スペックアップ.その1:自分のみかけ(容姿、持ち物)と女っぷりをあげる
努力と一定のお金をかけてこれまでよりも垢ぬけるような努力をしましょう。それには単に髪型や化粧、装飾品のレベルを上げるだけではいけません。
張りぼての美しさにならない様にマナーや言葉遣い、立ち居振る舞いといった所作の綺麗な女性になることです。
女子力を上げるような動作や話し方の勉強としては、モデルや女優養成、アナウンサー養成のDVDを見ること、セミナーに参加する、知識を獲得すためには秘書検定などを受けるなどの努力をしましょう。
目標とするイメージは上司が自信をもって取引先に同行できる女性社員です。
スペックアップ.その2:付き合う相手や彼氏のスペックを上げる
「スペックアップその1」 で紹介したように、自分自身が今よりもスペックの高い女性になると、おのずと自分を取り巻く世界もレベルが上がっていきます。
そして、自然の流れで付き合う相手(人間関係)や彼氏のスペックも上がっていくことでしょう。いじめをしてくる人に「あなたとはもう住む世界が違うのです」ということを見せつけてやるのです。
自分だけの絶対的な世界を持つ
いじめをしてくる人や、誰もが立ち入ることできない、自分だけの世界をもちましょう。それは、あなたが人気ブロガーや人気ユーチューバーになることでもいいですし、趣味を究めることでもいいです。
得意な趣味で賞を獲得したり、特技を生かしてダブルワークするなどで「必ずしもいじめにあっている職場にしがみついていなくてもいいのだ」ということ周りに表明するのです。
皆が見えているあなた以外のあなたの世界があることで、いじめをしてくる人も何となく距離をおくようになるでしょう。また、一つの職場や仕事に捉われ、固執する様子を見せないことで、相手は自分が小さい人間であるかのような惨めさを感じるでしょう。
そして、自分にはない才能豊かな人に嫉妬することになるでしょう。
まとめ
職場における女の嫉妬やいじめは、ある日突然、一方的に理不尽にやってくるもの。その根底に嫉妬や妬みがあると、一見さりげない態度や言葉で接してきたとしても不快オーラ実感することになります。
いじめをしてくる人は、上司や男性の前ではあからさまにいじめてこないために、陰湿でたちが悪いですね。自分は何も落ち度がないのに傷ついたり、トラブルに巻き込まれることになるので、それは辛いことです。
それでも会社を辞めずにむしろ見返してやると思えるパワーがある方は、今回お伝えした方法を参考に、絶対にいじめてくる相手を見返してやりましょう。
「嫉妬には嫉妬をさせる方法で見返す」一見、女同士のドロドロとした関係で自分までもが低レベル?と思ってしまいますが、実際には違います。
なぜなら、今回紹介した方法は全てあなた自身が大人として、そして女性としてのレベルとスキルを本当にアップさせることに繋がるからです。
大人の女性としてのマナーや所作、知識を学び会得することは見掛け倒しのスキルアップではありません。素敵な大人の女性に成長したあなたは、会社でも大事な場面で必要とされる貴重な人材になることでしょう。
また、スキルアップすることで、新たな世界が広がります。これまでは異なる人付き合いの範囲も広がります。そして、そこで出会う新たな人たちや見聞き、体験することが新たな自分の可能性を見出すきっかけにもなるのです。
いじめてくる相手を見返すことで本当に自分自身がレベルアップし、新たに羽ばたくチャンスをつかむのです。
そのように考えると、努力したことが単に女の意地ではなくなります。あなたの人生を豊かにするためという、もっと大切な意味をもつものになりますね。