心理学を使った”陰口・陰褒め効果”でみんなに好かれる方法

あなたの周りにも、たくさんの人から好かれている「人気者」が存在するのではないでしょうか。人気者が多くの人から好かれ、慕われている理由はどこにあるのでしょうか?人気者が人気者である理由や普段から行っている習慣があるなら是非真似をしたいですよね。

 

そこで今回は、人気者が人から好かれているワケと普段から行っている習慣について一緒に考えていきましょう。実は、自然と心理学的に人に好かれる行動をとっている事が多いのです。

 

心理学を使ったみんなに好かれる方法とは

人気者はなぜ多くの人に好かれているのでしょうか?疑問に思ってもパッと理由は思いつかないかもしれませんね。

 

では、人から嫌われてしまう人はどのような人でしょうか?嫌われている人が普段から行っている行動や習慣を考えてみましょう。嫌われ者の習慣の逆を考えてみると、人気者が人から好かれている理由が見えてくるかもしれません。

 

嫌われ者の習慣

人から嫌われている「嫌われ者」あなたの周りにも思い当たる人がいるかもしれません。では、嫌われ者にはどのような習慣があるでしょうか。

 

嫌われ者には、人の悪口や陰口を言っているという共通点があります。あなたの周りにいる「嫌われ者」を想像してみてください。普段から、人の悪口や陰口、噂話などをしていないでしょうか?悪口や陰口を言っている人は、その悪口が本人に伝わってしまうとは考えていないかもしれません。あくまで、陰で悪口を言っているつもりなのです。

 

ですが、陰口はいろいろなルートをたどって、ほとんどの場合本人に伝わります。そして陰口を言った人が誰なのかということも明るみになってしまうでしょう。また、悪口や陰口は、自分が言われているわけではなくても、聞いていて心地いいものではありません。人が誰かの陰口を言っているところに居合わせてしまうと気分が悪いですよね。こうして陰口を言っている人は、自分が気づかないうちに多くの人から嫌われる「嫌われ者」になってしまうのです。

 

人気者の習慣

嫌われ者の習慣がわかったところで、その逆を考えてみましょう。嫌われ者が陰で悪口を言っているなら、人気者は普段から何をしているのでしょうか?もうお気づきになった方もいらっしゃるかもしれませんね。人気者は、陰で人を褒める「陰褒め」をしているのです。

 

陰褒めとは、本人がいないところでその人の事を褒めるということです。あくまで本人にではなく、共通の知り合いなどに褒め言葉を言うところがポイントになってきます。

 

「〇〇さんの事は、いつも頑張っているし、尊敬してるんだ」

「○○さんのことは凄く信頼出来る」

「○○さんは、仕事でよくサポートしてくれて助かっている」

「○○さんはユーモアがあって面白いよね」

「パソコンのことは○○さんが詳しいから、いつも頼りにしている」

 

このような褒め言葉を、陰でたくさん言っているとだんだん多くの人から好かれる「人気者」になっていくのです。

 

陰褒めの効果や注意点

人気者が人から好かれる習慣について、とても簡単な事だなと思った方も多いでしょう。また、このような単純な事でなぜそんなに人から慕われるようになるのか疑問に感じた方もいらっしゃるかもしれません。そこで、陰褒めがなぜ人から好かれるのに効果的なのか、そして注意点などについてもご紹介していきます。

 

「陰褒め」が効果的な理由

人気者の習慣に「陰褒め」があるとご紹介しましたが、なぜ陰褒めをすることで人から好かれるようになるのでしょうか?分かり易い例を挙げて考えてみましょう。

 

例えば、あなたが誰かに「○○さんって、スタイルが良くて綺麗だね」と褒められたとします。このように直接褒められたとしても確かに嬉しいですが、「大げさに言っているのではないか」「きっとお世辞だろうな」と考えてしまいませんか?

 

では、例えば友達から「○○さんがあなたのこと、『スラっとしていて綺麗』って言っていたよ」と聞いた時にはどう感じるでしょう?直接褒められるよりも言葉の信ぴょう性が増し、嬉しさも倍増するのではないでしょうか。

 

これは、心理学では『ウィンザー効果』と言われているものです。ウィンザー効果とは直接言われるよりも第三者から言われる方が、信ぴょう性や信頼性が上がるという心理効果のことです。

 

ウィンザー効果は利害関係がない第三者が間に入ることで起こります。本人から直接発せられる情報だと、「自分の好感度を上げようとしているのでは」などの自分の利益につなげるために相手を大げさに評価しているという場合が想定されてしまいます。ですが、利害関係のない第三者からの情報であれば嘘をついたり大げさに言ったりする理由も特にないので、信ぴょう性や信頼性が増すのです。

 

例えば、パソコンを購入検討していて、「このパソコンはとても高性能で優れているんですよ!」と販売者側から勧められても、「売りたいだけでしょ」と思ってしまいがちですが、「〇〇のパソコンは高性能で使いやすかったよ!」と友人の勧めだったりしたら、利害関係のない第三者からの情報なので、心理として信用しやすいんですね。

 

それに例えば、「〇〇さんの事は、いつも頑張っているし、尊敬してるんだ」と好意を向ける言葉ならば、相手も好意で返してくれるので、より好感度は上がります。心理学では『好意の返報性と言いい、男女の恋愛ごとで使われやすいのですが、これは男性同士でも同じです(この場合、恋愛的に好きとかそういった話ではありません)。

 

つまり、陰口を上手く使う事で、『ウィンザー効果』『好意の返報性』の両方を使う事が出来てしまうのです。

 

噂話は周り回って本人の耳に届くこともあります。誰かが陰口を言った場合、なぜか本人がそれを知っているということはよく起こりますよね。これは悪口の場合だけではなく、陰褒めをしている場合も同じです。あなたが誰かを褒めていたとしたら、それは本人の耳に届いている可能性が高いでしょう。自分を褒めてくれていた人に対しては、良い印象を抱きますよね。

 

以上のような理由から、人から好かれるには陰褒めが効果的なのです。

 

ウィンザー効果の注意点

陰褒めが効果的な理由はウィンザー効果が働くからだということは、お分かりいただけたのではないかと思います。そしてこのウィンザー効果を知ると注意しなければならないことが見えてきます。

 

それは、悪口や陰口です。上記でもお伝えしたように悪口や陰口も陰で言っていたつもりでも高確率で本人の耳に入ります。そして悪口も直接言われるよりも第三者から言われたときの方がショックも大きく、傷つきます。

 

例えば友達から直接「ほんと、気が利かないなあ」と言われた時、言い方にもよるかもしれませんが深く傷つくというほどではないかもしれません。ですが、第三者から「○○があなたのこと気が利かないって言っていたよ」と言われると、直接言われるよりも傷つくのではないでしょうか。また、傷つくと同時に自分ではなく、第三者に自分の悪い部分を言いふらされていることに対して、怒りを覚える場合もあるでしょう。

 

陰口は、言っている時には「本人がいなければ大丈夫」と思っているかもしれませんが、高確率で本人の耳に入りますし、悪口を言っている人の印象は周囲から見ても悪いはずです。陰で悪口を言うことは絶対にやめましょう。

 

そしてもう一つ、注意すべきことがあります。ついついやってしまったことがあるという人もいらっしゃるかもしれませんが、陰口を本人に伝えるということも絶対にやってはいけません。なぜなら、陰口を伝えた人まで嫌われてしまう可能性があるからです。

 

人は気分が悪い時には悪い情報に着目しやすくなります。これは心理学で「気分一致効果」と言われるものです。誰かから自分の悪口について伝えられた時、人は気分が悪くします。そのため、悪口を伝えてきた相手に対しても「自分にわざわざ悪口を伝えてきた人」というような悪い情報に着目してしまうのです。

 

このように気分一致効果によって、善意のつもりで本人に伝えたとしても、伝えた人まで嫌われてしまう可能性があるのです。

 

ですが、これの逆を考えてみてください。褒め言葉を本人に伝えれば、伝えた人も好かれる可能性があるということです。自分が相手を褒めていたわけではなくても、褒め言葉を伝えるだけであなたの印象も良くなります。もし、誰かが知人の褒め言葉を言っていた時には、本人に伝えるようにしてみてください

 

長所をみつける努力

人気者の習慣、そして人から好かれる理由について理解していただけたでしょうか?

  • 陰で人のことを褒める
  • 誰かの褒め言葉を聞いたら本人に伝える
  • 悪口や陰口は言わない

以上のことが、人から好かれている人気者が普段から習慣化している事です。この3つを真似てみると、周りの人のあなたへの接し方も変わってくるかもしれません。

 

人を褒めるということは、その人の長所を見つけなければなりません。ですが、人は他人の短所にばかり目を向けがちになってしまいます。今までできていなかったのであれば、明日から意識して人の長所を探してみましょう。そして見つけた長所はいろんな人にたくさん話してみてください。そうすることで、あなたも人から好かれる人柄になっていくはずです。

 

おすすめの記事