「毎日疲れた・・」疲れきった心を回復させて癒やす方法3選
  • 無気力になってしまう
  • 「幸せだ」と感じることが減った
  • 仕事が忙しく心も体もしんどい
  • 怒りっぽくなった
  • なぜか不安感がある

このような症状に心当たりがある方は、心が疲れてしまっているかもしれません。仕事や家事・人間関係などでストレスを感じながらも一生懸命頑張っているという方は多いでしょう。ですが、心を休める間もなく頑張っていると、疲れ切ってしまい上記のような症状が現れる事があります。

 

心が疲れきってしまうと、心にも体にも様々な不調が現れてきます。この不調を放置しすぎると、うつ病など心の病にまで発展してしまう可能性があります。

 

そこで今回は、疲れ切った心を癒す方法についてご紹介していきます。心を回復させて、元気に毎日を送れるようにしていきましょう。

 

心の癒し方

仕事や家事・育児、人間関係の問題など、ストレスを感じる事は沢山ありますよね。「もう嫌だ」「逃げ出したい」と思ってもその生活から逃れることはなかなかできないでしょう。ですが、生活のためだとしても、頑張り続けて心が壊れてしまっては元も子もありません。

 

そうなる前に、しっかりと心を癒して回復させてあげましょう。「頑張るのが当たり前」「これぐらい耐えられるようにならなければ」と考えている方もいるかもしれませんが、その考えは危険です。

 

心が疲れているなと少しでも感じている方は、これからご紹介することを試してみてください。

 

自分で自分を褒める

毎日どれだけ頑張っていても、誰も褒めてくれないということが当たり前になっているかもしれません。むしろ、「頑張って当たり前だ」「もっと頑張れ」と言われてしまうことさえあるでしょう。

 

心が疲れている時には、不安感や自責の感情などが湧きやすくなっています。あなたは一生懸命頑張っているのに「頑張りが足りないのではないか」「もっとしっかりしないと」と考えてしまうかもしれません。ですが、このように考えてさらに頑張ろうとしてしまうとキャパオーバーになってしまい、突然体調を崩したり無気力感に襲われ何もできなくなったりということになりかねません。

 

このようになってしまう前に、自分自身で自分を褒める癖をつけておきましょう。いくら一生懸命に仕事をしても上司は褒めてくれないかもしれません。家事や育児を頑張っていてもパートナーは理解を示してくれないかもしれません。そんなときは、自分で自分を褒めてください。「毎日頑張って仕事をして、えらい!」「疲れているのに、残業を頑張ったな」「一人で家事をすべてこなしているなんて、自分はすごいな」というように、頑張りを自分自身で認めましょう。自分自身で褒めるだけでも、やる気が出たり自信がついたりするものです。

 

危険なのは、自分で自分を責めてしまうことです。あなたは十分頑張っているので「もっと頑張らなきゃ」「こんな事じゃだめだ」と自分のことを責めることはやめましょう。逆にやる気がなくなったり、自信を喪失して無気力になったりしてしまいます。

 

自分の心に負担がかかっていることを理解し、自分自身を沢山褒めてあげてください。自分が思っているよりも心は疲れています。周囲がなんと言おうと「頑張って当たり前だ」とは思わず、自分の頑張りを認めてあげましょう。

 

心が動くことをする

私たちの生活の中には、義務化されてしまっていることが沢山あります。

  • 仕事のために毎朝早く起きなければいけない
  • 嫌いな人とも付き合わなければいけない
  • 他人に気を遣わなければいけない

など、「やらなければいけない」ことばかりです。逆に、自分が心から「やりたい」と思っていることはなかなかできません。

 

毎日、「あれをしなければ」「これもしなければ」と考えているわけですから、疲れてしまうのは当然です。また、「やらなければならないこと」にその都度喜怒哀楽していると、さらに心が疲れてしまいます。そのため、いつの間にかなにをしても感情が変化しないようになっていきます。

 

「笑うことも泣くことも減った」「感動することがなくなった」という方は少なくないはずです。心が疲れてくると、感情が大きく動くということが少なくなってしまいます。これは、心がきちんと機能を果たせなくなってしまっているということです。このような症状は、うつ病などの初期症状としても挙げられます。もし、少しでも変化を感じたら積極的に心が動くことをするようにしてください。

 

心が動くこととは、自分が「楽しい」「感動した」と感じられることです。例えば、大好きな映画を観ることや好きな音楽を聴くこと、旅行に行くことなども効果的でしょう。とにかく自分の心が動きそうな事を行ってみましょう。

 

忙しくて時間が取れないという場合は、綺麗な景色の写真を観る、動画を観るというだけでも構いません。私の場合は大好きな猫の動画を観るだけで、心が癒されます。このように、ほんの少しの時間でも構わないので、自分が好きな事ややりたいことを見つけて心を動かすようにしましょう。そうすることで、心の疲れも軽くなっていきます。

 

感情を表出する

日々の生活の中で、感情を押し殺さなければならない場面はたくさんあります。誰かにイラっとすることや傷つくことを言われても、その場では気持ちを押し殺して笑顔で対応する。悲しい出来事があっても、いつもと同じように仕事をしなければならない。その場で我慢できれば、意外と忘れているということもあるかもしれませんが、ストレスとして心には蓄積されてしまっています。

 

感情を表に出さず、我慢するということを続けていると「イライラしやすくなる」「人に会うことにストレスを感じる」というような症状が出てきてしまうことがあります。感情は自分の中だけに溜め込まず、表出することが大切です。

 

親身になって聞いてくれる相手がいるという人は、誰かに話すことが一番簡単な方法です。「愚痴などを人に聞かせるのは気が進まない」と思う方もいるかもしれませんが、誰にでも不満や負の感情が溜ってしまうことはあります。親しい人であれば、あなたのつらさを理解して聞いてくれるはずです。ですが、話す相手を間違えるとトラブルに発展することもあるので、本当に信頼できる相手にだけ話すようにしましょう。

 

もし、人には言いづらい内容である場合などは紙やノートに書き出すのも一つの方法です。これも自分の中にある感情を表に出すという行為なので、話すことと同様に効果があります。もやもやした時に紙に感情を書き出すというやり方でも、毎日日記をつけるというやり方でも構いません。感情を自分の中だけに溜め込まず、表出する作業を行ってください。感情が外に出されることで、心がスッキリして気持ちが軽くなります。

 

まとめ

ストレスが多い現代社会では、心が疲れてしまうということは珍しくありません。ですが、それをそのまま放っておくと、どんどん追い込まれてしまい立ち直ることが難しくなってしまう場合もあります。

 

多くの人が、「頑張って当たり前だ」と無意識に考えてしまっているので、自分が気づかない間に心が疲れてしまっていることはよくあります。今回ご紹介した3つは、「心が疲れているな」という自覚がなくても是非行ってほしいことです。そうすることで、心が疲れ切ってしまうことを防ぎ、心も体も健康な状態で生活することができます。

 

また、頑張りすぎてしまい、心が壊れてしまうことは絶対に避けたいことです。もし今回ご紹介した方法を試しても、心の疲れが取れなかったり症状が悪くなったりする場合は思い切ってストレス源から逃げることも必要かもしれません。逃げることに罪悪感を覚えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、逃げる事がどんな状況においても悪いことだというわけではありません。

 

自分を守るためには、逃げることも必要です。すこし休んでからまた挑戦すれば良いのです。

 

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