他人の目を気にしないで自分らしく生きる為の4つのマインド

何をする時にも、「これをしたらどう思われるだろう」「意見を主張したら嫌がられるかも」と不安を感じてしまう。このような悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?気にしないようにしようと思っていても難しく、気づいた時には他人の目を気にした行動を取ってしまっているということもあるでしょう。

 

しかし、他人の目を気にするあまり、自分の意見も言えない・やりたいこともできないという生活はもったいないですよね。

 

そこで今回は、他人の目を気にせずに自分らしく生きていくための方法についてご紹介していきます。「いつも人の目を気にしているため窮屈だ」「他人からどう思われているのか気になってしまう」という方は是非参考にしてみてください。

 

なぜ他人の目が気になるのか

他人の目を気にしてしまうという方は少なくないはずです。では、なぜ人は自分以外の誰かからどう見られているかをそれほど気にしてしまうのでしょうか。まずは、他人の目が気になってしまう原因から考えていきましょう。

 

自尊心が低い

自尊心が低いと、自分を肯定的に捉えることができません。自分が自分を評価してあげられない分、他人からの評価を求め、気にしてしまいます。

 

自尊心が低いと、自分の短所や劣等感を感じている部分ばかりが気になるようになります。そのため、自分の良いところを自分で評価することは難しくなります。すると、少しでも周囲の人から評価してもらいたいと無意識のうちに考えるようになっていきます。そのため、「他人から嫌われないように行動しよう」「これをやったらどう思われるだろうか」というように、他人の目を気にした生き方になってしまいます。

 

自分の強みを知らない

他人の目を気にする人は、自分の弱みや短所はいくらでも思い浮かびますが、自分の強みについては全く思い浮かばない、知らない、わからないという場合が多々あります。自分の強みを知らない、気づいていな状態では、自分に自信を持つことはできません。

 

自分の強みをきちんと理解していて、それを活かしている人はそれほど他人の目を気にしません。強みがわかっていれば、自分の意見や行動にも自信を持つことができるからです。また、自分の強みを知っていれば、自分を自分自身が評価してあげることもできます。

 

自分の強みを知らない状態では、自分自身を自己評価することはできません。そのため、他人からの評価ばかりを気にしてしまうという状態になってしまうのです。

 

自意識過剰になってしまっている

他人の目が気になるという人は、「自分は常に誰かに見られているのではないか」「自分の行動について誰かが何か言っている気がする」というように、自意識過剰になってしまっている可能性があります。

 

実際には、他人の行動について常に気にしている人はほとんどいません。何か目についたことがあったとしても数時間後には忘れてしまっている人がほとんどでしょう。ですが、他人の目を気にしている人は、「誰かに見られているのでは」と考えてしまいます。また、頭では「誰も自分のことなど気にしていない」とわかっていても、どうしても周りを気にしてしまうという人もいます。

 

自意識過剰になってしまっていると、家の外では常に気を張っていて自分の思うままに行動するということはほぼありません。そのため、外出のたびにとても疲れてしまったりストレスが溜まってしまったりということになります。

 

自分らしく生きる方法

ここからは、人の目を気にせず自分らしく生きるための方法についてお伝えしていきます。上記の『なぜ人の目が気になるのか』でも触れていますが、人の目を気にしてしまう大きな原因として「自分に自信が持てない」ということが挙げられます。自分に自信がない人は、他人の目を気にしてしまうのです。

 

そこで、自分に自信をつけるということを1つのポイントとして、人の目を気にせず自分らしく生きられるようになる方法をご紹介していきます。すぐに実践できるようなものをできるだけ多くご紹介していきますので、是非今日からでも試してみてください。

 

自分の強みを考える

自分の強みを知らなければ、いつまでたっても自信を持つことはできません。まずは、自分の強みは何なのか考えてみてください。

 

自分の強みや長所がなかなか思いつかない時、友人などに聞くということも時には効果的です。周囲の人から自分の長所や強みを教えてもらうということも自信の獲得に繋がります。ですが、今回はできる限り自分自身で考えてみるようにしてください。「他人から聞く」という行為はどうしても「他人からの評価を聞く」ことになってしまいます。今回は、「自分自身で評価する」ということを大切にするために、少し時間はかかっても良いので自分で考えてみるようにしましょう。

 

自分に自信が持てていない時、人は自分の短所や弱みばかりが目につきます。しかし、実はその短所や弱みも裏を返せば自分の長所・強みになっているということが沢山あります。

 

例えば、「他人の目を気にしてしまう」ということも、今のあなたにとっては短所・弱みになっているかもしれません。ですが、「他人の目を気にしてしまう」ということがあなたの長所となっている可能性があります。

 

他人の目を気にして行動しているということは、

  • 空気が読める
  • 協調性がある
  • 相手に気を遣える

ということでもあるのではないでしょうか?このように、短所の裏を考えてみると自分の長所が隠れているということは珍しくありません。

 

ほとんどの場合、短所は自分の長所の裏返しになっています。自分の長所や強みがわからないという人は、自分の短所や弱みを裏返して考えてみると、意外とすんなり自分の長所・強みを知ることができるかもしれません。

 

すべての人から好かれようとしない

他人の目を気にしている人は、誰かから嫌われることを極端に嫌がる傾向があります。確かに、人から嫌われるというのは誰にとってもショックです。できる事なら多くの人に好かれていたいと考える人がほとんどでしょう。しかし、誰からも嫌われないということは、不可能です。全ての人から好かれたい、良く思われたいといくら頑張っても、あなたのことを好きになれない人、苦手だと思う人は必ずいます。

 

なぜなら、人間は一人一人がその人特有の個性や価値観を持っています。それらをお互いにすべて理解できるということほぼあり得ないからです。あなたにも、どうしても好きになれない人や苦手な人が1人くらいはいるはずです。あなたと関わりのある人すべての人の個性や価値観を理解して、好きになるということはあなたにもできないはずです。

 

このことを理解し、もし誰かから嫌われたり苦手だと思われたりしていても、「誰しも誰かの『苦手な相手』なのだ」と考えてみてください。全ての人から好かれようと思わなくなるだけでも、他人の目を気にしすぎてしまうことが減っていきます。

 

自分を受け入れる

自分に自信がない人は、自分のことを受け入れることができていません。素の自分を受け入れられないままだと、周囲の人も素の自分を受け入れてくれないのではないかと不安になってしまいます。

 

まずは、素の自分を自分自身が受け入れてください。自分の良いところは受け入れやすいかもしれませんが、短所などの否定的な部分は受け入れることが難しいこともあるでしょう。ですが、それもすべて含めてあなたなのです。あなた自身があなたを大切にするということは、自信をつけるためにはとても重要なことです。

 

あなたが尊敬している人や、憧れている人にも短所や自分の理想通りにいかないことがあります。しかし、自分に自信を持っている人は、自分のそんな短所や悪い面も受け入れて、自分を大切にすることができています。誰しも、自分自身でも受け入れがたい部分を持っています。そこを否定するばかりではなく、「そこも含めて自分なのだ」と受け入れる姿勢を持つことが、自信の獲得に繋がります。

 

自分で判断する

他人の目を気にする人は、意見や行動が他人に流されてしまうことがよくあります。自分の意見を持っていても発言しなかったり、何か行動を起こすときにもその判断を他人に任せたりしてしまいます。自分に自信がないため、自分の判断を信用しきれていないのかもしれません。ですが、他人の目を気にせずに生きていくためには、いろいろな事を自分で判断できるようにならなければいけません。

 

「周りと違う行動を取るのは恥ずかしい」「意見を言ったら反対されるかも」という恐怖心があり、今までは他人に合わせて動いていたのかもしれません。しかし、これからは少しずつでも良いので、自分が思った通りに動く、自分が思ったことをしっかり発言するということを心がけてみてください。

 

最初は、勇気が必要かもしれません。まずは、家族や友人などに自分の意見を伝えるということから始めていきましょう。あなたが自分の思う通りに行動しても、あなたのことを馬鹿にしたり反対したりする人は、自分が思っているほどいないはずです。そして慣れてくれば、他人がどう思うかよりも、自分がどう思うかということを自然と考えられるようになっていくでしょう。

 

自分軸で生きる

いかがだったでしょうか?人の目が気になる原因と自分らしく生きるための方法についてお伝えしてきました。それほど難しいものはなかったと思います。今日から少しずつでも良いので取り組んでみると、いつの間にか他人を気にすることも無くなっていくはずです。

 

そして最後に一番大切な事をお伝えしておきたいと思います。他人の目を気にせずに生きるということは、「自分軸で生きる」ということです。

  • 他人の目を気にして、自分のことも自分自身では決められない
  • 他人の意見にすぐに流されてしまう

これは完全に、他人軸で生きているということです。

 

他人からの評価ばかりを気にしてしまうという方は少なくないでしょう。「間違っていると思われるかも」「正しく生きたい」そう思っているのかもしれません。ですが、あなたの人生はあなたのものです。誰も、あなたの生き方を否定し、評価することはできないのです。

 

自分の人生を他人に左右されてしまうのは、もったいないとは思いませんか?誰にどう思われるかではなく、自分がどうしたいのかを一番に考えてください。自分軸で生きるということを意識することで、挑戦したかったことややってみたかった事にチャレンジすることができるようになるでしょう。すると、人生の幅が大きく広がっていくはずです。

 

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