あなたの周りいるうんざりする人の9つの心理や特徴!

うんざりするのってどんな人?

あなたがうんざりした過去を思い浮かべてみてください。どんな人に、どんな場合にうんざりしましたか?

 

「もういい加減にしてほしい」とか「いらいらするなあ」とか、キレるほどでもないけど黙っているのも辛い、という、中途半端だけれど確実に嫌な感情です。

 

小さなことと思うかもしれませんが、この感情が重なり解消されないまま積み重ねられると、たいへんなストレスとなってしまいます。あなたの健康や人間関係を害する場合だってあるのです。

 

この「うんざり」とした気持ちは、気付かないうちに溜まっていくことが多いのです。なんとなく気分が悪いな、落ち着かないな、と思ったら、その原因となるシーンがなんだったのか突き止めておくとよいでしょう。

 

この後に、一般的に多い「うんざりするとき」を挙げていきますので、そうしたシーンには特に注意しておいてください。「うんざり」とした局面を自覚し、しっかりと対処または嫌な気分を解消して、ストレスやマイナス感情を溜めていくことのないようにしましょう。

 

要点のわからない話をする人

職場で話が長い上司はいないでしょうか?また、話し下手でエピソードトークがいまいちよくわからない友人や、何を言いたいのかわからず要点のまとまらない家族の話など、理解しづらい話の展開にはうんざりとするものです。

 

特に職場だと、自分の仕事が押し迫っている場合もありますから、長い話に焦りや不安を感じる事もあるでしょう。要約すれば1分で終わるなあ、というような場合、要点を簡潔に伝えられない目の前の上司に怒りを感じますし、仕事中の大事な時間を無駄に消費された疲労感は半端ないものです。

 

話し下手な友人相手だと、悪気はないと分かっているだけに対処が難しいものです。本人は一生懸命話していても、その一生懸命さは伝わってきているとしても、毎度毎度、内容が理解しにくいものだとうんざりですよね。

 

悪気はないだけに怒りづらく、また一生懸命なだけに指摘もしづらい、そんなシーンに、うんざり感情は募っているのです。

 

家族という密な関係性にありながら、上手く話しが伝わってこないと、余計にうんざりとするものです。家族だからこそ、旦那だから親だから兄弟だから、コッチに分かりやすいように話すのは簡単なはずでしょ、なんて気持ちもあるのかもしれません。

 

わざわざ回りくどく説明したように聞こえてしまい、いらいらとした感情が募ることもあるのでしょう。

 

どうでも良いことを切羽詰まった調子で喋る人

他人とは物の考え方が違う分、同じ問題にも感じることが違います。自分はどうでも良いと思う物事を、さも重大事のようにもったいぶって話されたり、切羽詰まった表情で詰め寄られて困ったり、なんてことはありませんか?

 

例えば、「刺身醤油が切れていて刺身が食べられない、なんでちゃんと買ってないんだ!」とわめく旦那に「今、さっさとコンビニで買ってくればいいじゃん」と思うとき、うんざりしてしまっていますよね。

 

職場で、書類のちょっとしたミスに延々と説教をしてくる上司や、自分のわからないことがあるたびに呼びつけて説明をさせる上司などに「長々と説教聞いてる間に修正したいなあ」とか「わからないことはまとめて聞いてくんないかなあ」と思うときも、非常にうんざりとしているはずです。

 

人の話を聞かない人

自分のことに夢中で、あなたの話をまったく聞いていない相手には、うんざりすることが多いものです。

 

目の前で二人きりで話しているのに、とんちんかんな受け答えをされたり、心ここにあらずと言った状態でから返事されたり。家族や旦那さんにそんな態度を取られたら、ストレスが溜まってしまいますよね。

 

また、その場ではしっかりと聞いている風だったのに、後で尋ねるとまったく覚えていなかったり、した約束を忘れられてしまっていたり、といったことが続くと、たいへんうんざりとしてしまいます。

 

職場の上司でも報告したことをきちんと聞いておらず、何度も聞き返してきたり、ひどい上司だとすっかり忘れたことを「ちゃんと報告しなさい」などと言って部下のせいにする上司も少なくありません。

 

そうしたとき、職場の上下関係から逆らいづらいために、うんざりとした気持ちになります。また、小さなことだからいちいち目くじら立てるのも…なんて考えて穏便に済ますために黙って叱責を受けつつうんざりしてしまうわけです。

 

愚痴や悪口ばかりの人

いつも陰口を叩いていたり、溜め込んだ愚痴を吐き出すだけの友人には、とてもうんざりしてしまいます。

 

自分の方が正しいと主張するために悪口を広めたり、溜め込んだストレスを発散するために友人を前に愚痴大会を開いてしまう人は多いでしょうが、聞いているほうはうんざりするだけです。

 

もちろん、一緒になって悪口や愚痴を吐き出しあって発散することもあるかもしれませんが、あまりに度を超すと聞いていて辛いものです。

 

愚痴の多い人が自然と敬遠されがちなのは、周りをうんざりさせてしまうことが多いからでしょう。

 

自慢や思い出話の多い人

そんなに興味のない同じ話を繰り返されたらうんざりしますよね。自慢話や昔の思い出話が多い上司や友人には、そのパターンが多いです。

 

自慢や思い出を話して自分が満足したいだけだから、相手が誰であろうがおかまいなしで同じ話を仕掛けてくるのです。自分の気分が良くなるためだけに話しているから、相手の気持ちや感情はどうでも良くなってしまうのでしょう。

 

そういう人は、目の前の相手であるあなたと会話をする気は一切ないも同然です。だからこそ、話もまともに通じないし会話を続けるとうんざりしてしまうのです。

 

こだわりが強すぎる人

グループで一緒に食事をしたり旅行に行ったりしたときに面倒なのは、やたらこだわりが過ぎて周りに迷惑をかけてしまう人です。

 

これがいいあれがいい、と選ぶにも時間をかけて同行者を困惑させますし、こだわりが強すぎて思う通りに行かないと急に沈んでしまい、周りに迷惑をかけるのです。とんだ困ったちゃんに、うんざりしてしまいます。

 

SNSに夢中な人

SNSが生活のメインになって現実の周囲が見えていない人にもうんざりします。いい写真を撮るために、と食事の手を止めさせられたり、勝手に撮って確認もせずにSNSにアップしたりする人もいるので、対処するにもうんざりしてしまいます。

 

また、そういう人が職場の上司だと最悪です。一緒に写真を撮られ確認もされずにアップされ、非常に迷惑することはわかっているのに断りづらい、たいへんうんざりする相手なのです。

 

相手の迷惑を考えない人

周りの迷惑に思いを馳せることのできない人は、そばにいると非常にうんざりしますよね。直接的に迷惑が掛かってうんざりする場合もあるし、他人に迷惑をかけておきながら平気な顔をしている姿にもいらいらしてしまうでしょう。

 

例えば、お菓子や食べ物を持ってきて「これ皆で食べてね」と渡してくる上司です。良かれと思ってか、自分を良く思われたいがためなのかはわかりませんが、仕事中もしくは休憩中、部下の大事な時間を奪って菓子を配らせている、ということに気づくことができない上司にはうんざりします。

 

全員に公平に配るために頭を使い、その場にいない人への対応も考え、ものが生ものであれば余った分の対処も面倒なのですが、そういった労力に思いをはせることのできない上司は多いものです。部下が笑顔の下で「自分で配れば?」と考えているなど思ってもみないのでしょう。

 

余計なひとことが多い人

友人や恋人、家族や職場関係でも良くあることですが、いちいち何かと声を掛けてくる人にうんざりすることはありませんか?

 

外見だったり持ち物だったり、前に見た時と違うからどうしたのかと思って、などと言っていちいち指摘してくる人に悪気はありません。会話を弾ませようとか、なごませようとかいった意図があってしているこのなのでしょうが、いちいち細かに指摘されるとうっとうしいものです。

 

また、会話していてもその話のはざまで余計な一言を挟んでくる人にもうんざりするものです。大して興味もないような顔で、沈黙を埋めるためにベラベラと喋られると、相槌を打つのにもいらっとしてしまう場面が多くなってきます。

 

そうしたことが積み重なるとストレスになりますし、またそういう相手とは一緒に過ごしたくないと思うようになってしまうでしょう。

 

うんざりする人は身近にいますか?

あなたの身近には「うんざりしてしまう人」がいるでしょうか?そうした相手がいる場合は要注意です。うんざりする人と長く付き合っていると、ストレスやいらいらが募り、怒りっぽくなったり思い悩む癖がついたりしてしまいます。

 

うんざりとすることが続いて自分の気分が落ち込み、物事に対する感情がマイナスのほうへ向いてしまったり、暗い気持ちでいることに対して自分に責任があるのではないかと深く考えてしまい、悩みこんでしまうのです。

 

うんざりとした出来事に、自分の精神面が翻弄されて、本来あるベストの受け答えや選択が難しくなってしまうことになりかねません。

 

例えばそれが職場なら、自分の仕事にミスが続いてしまったり、仕事の効率が悪くなったりと、良くないことだらけです。うんざりする人に対するうんざりした気分が、自分のパフォーマンスをも下げてしまうのです。

 

また、心身に疲労が溜まって体調不良を起こしたりということにも繋がってしまいます。

 

うんざりしたときどうしますか?

うんざりすることが多くなってくると、当然のことながら気分が良くないですよね。段々と落ち込んでいき、気付いたときにはとてつもなくストレスが溜まってしまうこともあり得ます。

 

そうしたときにしっかりと発散しておかないと、自分でも驚くような場面で爆発させてしまいあらぬ怒りをぶちまけてしまうことがあるかもしれません。少しずつ少しずつ溜まっていった「うんざり」でありストレスですから、周囲の人が「ずっとうんざりさせられてきたのだから仕方ないんだ」と理解してくれるわけがないのです。

 

あなたの心の事情は周囲の人々にはわかりませんから、こんな簡単なことでキレてしまう人なんだ、と思われてしまうでしょう。ただ「ヒステリックな人」とレッテルを貼られてしまいますし、、大事な友人や同僚を遠ざけてしまうことにも繋がりかねないのです。

 

ですから、うんざりしたときを自覚して、しっかりとその気持ちを解消させていくことが重要になってきます。

 

うんざりする人との上手い付き合い方3選

前述したような爆発を避けるために、うんざりする人を明確に区別しておいて、その人に対する対処法を考えておきましょう。相手や立場によって方法は違ってきますが、3つの良い方法をここにご紹介します。

 

うんざりする人への感情はいちいち昇華しておく

例えば、上司や旦那など、簡単には距離を取れない相手に対しては、うんざりとしたその時々の感情を、必ず発散させておくことです。

 

溜め込んでしまうとロクなことになりませんから、小さなことだな、と思ってもきちんと心を発散させておくことが大事です。友達に話を聞いてもらったり、カラオケで大声を出して発散したり、冗談っぽく文句を言ってみたり、と人によってはいろいろあると思います。

 

溜め込むのは体に毒です。何かしらの手段をもって、ストレスを発散させていきましょう。

 

うんざりする人の話はファンタジーだと思う

黙って聞いてあげるのが面倒な自慢話や思い出話、聞くのが辛い愚痴や陰口。こういったマイナス感情を煽る面倒な会話は、ファンタジーだと思って聞き流しましょう。

 

現実の話と捉えていちいち反応してしまうから、うんざりしてしまうのです。いっそのこと別世界の話として切り離してしまいましょう。自分の身の回りのことではない話、別世界のファンタジーと割り切ってしまえば、お話自体を楽しんで聞くこともできるのではないでしょうか。

 

何度も同じ話をしてくる人にはちょっときついかもしれませんが、ファンタジーだと思う訓練だと思って頑張ってみましょう。

 

うんざりする人を断ち切る

もし可能であるならば、うんざりするような人間関係は断ち切ってしまうのも選択肢のひとつです。

 

周囲にうんざりする人が多い、と思うなら、ひょっとしたらあなたは他人に頼られがちだったり、利用されがちだったりするのかもしれません。うんざりする人は精神的に弱いことが多く、自分を保つために周りにストレスを与えたり他人の気持ちを踏みにじる人が多いのです。

 

そういう人が多い環境であれば、気分一転、そうした人間関係を断ち切ってしまうのもひとつの手でしょう。

 

がっつりと絶交するのではなく、ニコニコと付き合ってあげていた態度をそっけないものに変えるとか、優しく打っていた相槌をいい加減なものにするとか、そんな些細なことでもOKです。そういったうんざりする人は、簡単なことで相手を見限ることが多いタイプですので、ちょっと試してみるといいかもしれません。

 

良い関係を築きましょう

うんざりする人との付き合いは、ストレスが半端ありません。しかも、少しずつ折り重なっていくものですから、周囲の人にはわかりづらく、泣き言が言えない場合が多いのです。

 

できればそういう人とは距離を取ったり、自分なりの上手い付き合い方をしたり、前述したようにいちいちキチンと発散したりして、自分の中に溜め込まないようにしていきましょう。

 

溜め込んでしまうと、その本人との関係はもちろん、他の人間関係にも影響を及ぼしかねません。小さなことだと見逃さず、ちゃんと対処していき、良い関係を築いていきましょう。

 

また、良い人間関係を保つには我慢がつきものかもしれませんが、度を超した我慢は厳禁です。うんざりしたらすぐに自分の心に注意を向けることです。常に心に余裕を持たせられるよう、うんざり感情はその都度解消していきましょう。

 

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