主婦になって友達が減る理由と気が合う友達を持つ方法3選

「結婚し主婦になると、仕事と家事の両立や子育てに追われ、気がついたら学生時代の時のように友達と過ごす時間がなくなった。」なんて感じている方は多いのではないでしょうか。

 

いや、時間がないという以前によく考えてみたら「友達」と呼べる人がいつの間にか周りにいないということになっていませんか?主婦になっても気の合う友達をもちたい、とお考えのあなたに友達作りの方法をご紹介します。

 

主婦になると友達が減ってしまうのはなぜか

主婦になると自然に友達が減ってしまうのはなぜでしょう。多くの人が「そういえば、めっきり連絡を取っていない」「結婚式以来、会っていない」としばらく経ってからふと気が付くということがあるのではないでしょうか。

 

結婚を機に新しい生活をスタートさせた人は、しばし忙しさや環境の変化のため、時間的にも気持ち的にも余裕がなくなってしまいます。そうしている間に友達が減ってしまっているのでしょうか?

 

友達が減ってしまう理由を3つ

主婦になり、気がついたら友達が減ってしまう理由として考えられることを3つ紹介します。

 

1. 生活リズムが変化し時間が合わなくなる

結婚すると独身時代の時と同じようにいかなくなるが生活リズム。多くの主婦は、独身時代とは異なり夫婦の活動時間に合わせて家事をこなさなくてはいけません。

 

専業主婦の場合、友達とランチの時間を合わせることができても夫の帰宅時間を逆算して夕飯を作らないといけないことや、今のご時世、平日がお休みの会社もあるので夫が平日に自宅にいる場合もあります。そのような状況から総じて仕事をしている独身の友達とは時間が合わせにくくなりなす。

 

その結果、お互いに連絡を取らなくなっていってしまうのも頷けます。

2. 独身の友達に気を遣われてしまう

友達が独身の場合、主婦である友達に対して「休日は旦那さんと用事があるかな」「今の時間は電話に出られないだろう」「あまりお金を使うことを誘ってはいけないかな」など、どうしても夫の存在が頭をよぎり、気を遣ってしまうでしょう。

 

独身同士、昔のように気軽に誘うことが迷惑になってしまうのではないかという気持ちを持ってしまうのです。

 

お盆やお正月でも、旦那さんの実家という存在も新たに気にかかる要因になります。同窓会でも、一度欠席の返事をもらうと周りは「家から出られないのだろうな」という気持ちになってしまうことがあり、同窓会以外の集まりでも声をかけにくくなってしまいます。

 

3. 話が合わなくなり、会話の内容に気遣いが必要になる

主婦になると、友達との会話の内容が合わなくなってしまいませんか?独身であれば仕事や趣味、旅行やグルメ、流行ファッションのことなどが話題にあがります。

 

しかし主婦になると、家族や家の話、旦那さんや子供の話が多くなってしまいがちです。話題が違ってもお互いに興味を持って会話を楽しむこともできますが、デリケートな部分で気を遣うので疲れてしまいます。

 

例えば、独身の友達に対して旦那のことや家の話をすると「結婚していること」を自慢しているように捉えられないか気になってしまいます。一方、独身の友達の立場からは主婦に対して、仕事の話や話題の店のランチの話や旅行の話などは「自由であること」を自慢しているように聞こえはしないかと思ってしまいます。

 

折角仲の良い友達同士で会っても、お互いに本当に話題にしたい話ができないとなると、同じような境遇で理解し合える別の友達と会う方が楽しくなりますよね

主婦でも友達が欲しいと思う時

頼れる旦那さんが居て、家庭を持っているからといって主婦が安定的でストレスのない毎日を送っているとは限りません。

 

主婦であっても、たわいもない話や相談、時には出かけて気分転換をしたいと感じています。家事や毎食の支度が嫌だ、とは言いませんが、たまにランチやケーキセットを自分へのご褒美として頬張りたいところです。

 

主婦が「友達と話したい」「友達がいればいいな」と思うのは、どんなことでどんな時でしょう。今は子育てもひと段落しつつあり、仕事に重きを置いている私専業主婦の時期がありました。私の経験からは以下の3つのことが思いつきます。

  1. 気持ちが満たされている時
  2. 気持ちが満たされていない時
  3. 気分転換や刺激、自分を確認したいと思う時

 

1. 満たされている時

「気の合う友達がいるといいな」「会いたいな」と感じる時は必ずしも寂しさを感じている時だけではありません。逆に自分の生活が満たれされている時も誰かに話したいという思いが沸いてきます。

 

それは単に「自慢したい」という感情ではなく、むしろ「気が許せて、自分を理解してくれているあの人なら純粋に話しを聞いてくれるだろう」という信頼感からです。それは、子供が学校で先生に褒められたことを早く家族に伝えたいとか、何処かに出かけたときに美味しい食事をした時に誰かに紹介したいというような気持ちに似ています。

 

「誰かと幸せを分かち合いたい」という思いを真っ直ぐに受け止めてくれる相手として、気の合う友達の存在を求めてしまうのです。

2. 満たされていない時

逆に、満たされていない時はどうでしょう。やはり、そのような時も「気の合う友達に会いたい」「話したい」と思うでしょう。それは真剣に相談したいという場合もありますし、とりあえず聞いてもらいたいという時もあり深刻さのレベルは異なります。

 

3. 気分転換や刺激、自分を確認したいと思う時

3つ目は、刺激を得たいときや自分の存在を確認したい時も友達に会いたいと感じることがあります。この場合は何となく単調な生活に面白さを感じられないことや、時間を持て余していることにイライラや不安を感じている時です。

 

友達と会うとなると日程調整や家事の段取り、服装を考えないといけません。「会う」という前段階から刺激を得ていることになります。

 

これは単に暇つぶしや楽しいイベント、という意味で友達を利用するのではありません。友達の存在によって「主婦」である自分以外の自分の存在や活動を実感できるので友達に助けられていることになります。

 

また、イライラや不安がなくても友達と会って良い刺激を受けたいという感情が強い時は、友達を思いやる気持ちや友達の話をよく聞いてあげる余裕もある時です。

 

主婦になっても気が合う友達を持つ方法

次に、主婦になっても気が合う友達を持つ方法を3つ紹介します。私が考える3つの方法は、3種類の方面に友達を持つという方法です。

  1. 昔からの長い付き合いの友達を大切にする
  2. 子供の習い事や学校関連から友達関係を深める
  3. 夫関連の友達を持つ

 

1. 昔からの長い付き合いの友達を大切にする

これは、不動の友達、親友ということになります。進学や就職、結婚を機に合う機会をこそ減っている友達でも年賀状のやり取りは続いていたり、その気になればすぐにSNSで繋がる事ができる友達がいるという人は多いのではないでしょうか。

 

長く細く繋がってきた友達こそ、新たな人間関係や友達を持つことが難しくなっている今こそ、改めて関係を復活させてみてはどうでしょう。近況報告という場を設け、新たな情報を上書きしていくことで元々は気が合っている者同士の友達としての時間が再び流れ始めるでしょう。

 

2. 子供の習い事や学校関連から友達関係を深める

いわゆる「ママ友」なのでよく聞くトラブルやドロドロした関係をイメージしますが、同じ子を持つ者同士、興味がある習い事に集まってきた者同士ですから本来は共通項も多く気の合う友達にもなり得ます。

 

自分から関係を深めていくことに躊躇してしまう人は、ママ友からの誘いに一度はのってみましょう。また、深く考えなくても学校や習い事の送り迎えやPTA行事で顔を合わせたときに言葉を交わしたときに、気が合うと感じたり自分と同じ雰囲気を感じた時はアドレス交換してメル友から初めてみてはどうでしょう。

 

ママ友と気が許せる友達になることができると、お互いに子供関係の相談相手にもなるので心強いでしょう。

 

3. 夫関連の友達を持つ

これはメリットがなく、むしろリスクが高いと感じる人もいるでしょうが、例えば夫の友達の奥さん、夫の兄弟のお嫁さん、夫の同僚の奥さんと友達になると良いこともあります。

 

それはお互いに「夫」を介した共通の立場であるので悩みやストレスが似ていることが考えられるからです。但し、そこで繋がるということで夫や夫に近い立場の人に自分のことや家庭のことが変に伝わってしまうかもしれないというリスクもあります。

 

注意点としては「主婦が気が合う友達を作る」ということなので、この場合は「気を許せる友達」とは分けて考えておくと良いでしょう。

 

上手くいけばこの上ない良い友達、下手すれば敵という関係になってしまいますが、前者の場合はかけがえの存在になりますしここぞという時に、様々な場面で救いの存在になり得ます。

 

それは、離婚を経験している私が実際に体験し感じたことです。夫や夫の両親とは上手くいかなくても、義理の妹とはずっと連絡を取っている、夫の親友家族は私のことをずっと気にかけてくれているなど、関係は続いています。

 

たまたまの出会い方や縁で、最初から「友達」として除外してしまう人が多いでしょうが、それは勿体ないこともあるので今回あえてあげてみました。

 

まとめ

「主婦」といっても勿論、一人の人間です。いくつになっても女性であっても男性であっても友達という存在を求めることがあります。しかし、主婦になると今までどおりに友達と会う機会が減ってしまったり、新たな友達を得る機会も限られてしまいます。

 

少ない機会や大事な縁を大切にしながら気を許すことのできる友達をもつことができると良いでしょう。それが例え1人でも構いません。友達の存在によって、人生の方向性を変えるきっかけになったり現状を保つことができる支えなることもあるからです。

 

「自分一人で大丈夫」「この家のことは私が一番よくわかっている」と、たった一人で考え、思い込み、勘違いをしてドツボにはまるということが多いのは子供よりも大人です。気が合う友達が一人いる私が感じるのは、大人になっても、主婦になっても「友達」が居るということで人生が豊かになっている部分が確実にあるということです。

 

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