性格が悪い人の9つの特徴やタイプ!性格の良し悪しの判断方法

性格が悪い人とはなるべく付き合いたくはないものです。付き合うとしても、あまり深い関係になる前に距離を取ったり交流を避けたり、といったことができれば嬉しいと思います。

 

しかし性格が悪い人を見極めることができているでしょうか。まずは性格の悪い人とそうでない人を見分けることができないと、平穏な人間関係を結ぶのが難しくなってしまいます。

 

人との交流を良いものにするために必要不可欠な「性格が悪い人を見極めるコツ」を、詳しく紹介していきましょう。

 

性格の良い人と悪い人との違い

最初に、性格の良い人と悪い人の違いを明確に頭に叩き込んでおきましょう。人の性格が悪いことを見抜くには、人間観察が必要になってきます。観察する目を育てることが重要なのです。

 

最初に性格が良い人を多く知っていれば、逆を見抜く目も育ってきます。名画をたくさん見ていれば偽物を見抜くことができるように、性格の良い人をたくさん知っていれば、性格が悪い人を見極めることが簡単になってくるはずです。

 

ですのでまずは、性格の良い人の特徴をご紹介しましょう。

 

心からの祝福ができる人

性格が良い人は、他人に対して芯から祝福を贈れる人です。他人に対する妬みを持っていないから、他人が成功したり幸せになったりしたときに、まるで自分の事のように心から喜ぶことができるのです。

 

全開の笑顔で素直に「おめでとう」と言える人であれば、きっと性格の良い人です。ちょっとぎこちなかったり、「自分でもあのくらいできるけど、あの人だけ評価されてる」などとぐちぐち言う人は、きっと性格が悪い人なのでしょう。

 

謝罪ができる人

性格の良い人は、素直な気持ちと公平な心を持っていて、誰に対してでも自分の非を認めることをためらいません。素直に迅速に、謝罪することができるのです。

 

心がひねくれていたりねじ曲がっていたりすると、この素直さや公平さがなくなってしまっていて、自己中心的な物事の見方をしたり、自分をかばう気持ちばかり溢れさせてしまいます。素早く非を認めたり謝罪したりといったことが難しくなってしまっているのです。

 

すぐにギブアンドテイクで考えない人

性格の良い人は、無償で人のためになることをしたいと思っていることが多く、利益を得るために助けるようなギブアンドテイクだけで動くことはありません。見返りを求めずに行動をして、周囲を良く助けてくれます。

 

例えば、自分のそばで困っている人を見掛けたら、すぐに手を貸してくれるでしょう。逆に性格の悪い人は常にギブアンドテイクでものを考え、損得勘定を気にしています。手を貸すのなら必ず返してくれるという保証を取り付けてから行動しよう、と思ってしまうため、救援行動は遅くなりがちですし、ことによっては自分の労力を重く見て助けないこともあり得るでしょう。

 

物事に前向きな人

性格が良い人は、割と何にでも前向きに立ち向かっていきます。何も考えずに突っ走っているわけではなく、明るい性質のために前向きにポジティブに考えて行動することができるのでしょう。

 

例えば友人が間違いを犯したとしても、ただ単純に責めるだけで終わるのではなく、最後には「これを教訓に今後は気を付けるといいよ」と言い添えてくれるでしょう。仕事で誰かがミスした場合には「これを糧に成長しよう。誰でもミスはするもんだ」などと励ましてくれるかもしれません。

 

起きてしまったことは仕方がないからと考え、ぐちぐち文句を言い続けたりはしないのです。前向きに、未来に向かっての考えで満ち溢れているタイプです。

 

もし性格の悪い人なら、仕事上のミスに対して「あり得ないミスだ。もう仕事を任せられないな」なんて底意地の悪い発言をして空気を凍らせてしまうことでしょう。性格の悪い人は、とかく自分中心でで他人を思いやることのできない人間なのです。

 

謙虚で深い感謝心を持っている人

性格の良い人は、いつも謙虚な気持ちを持っています。そして、周りに対する感謝を忘れない人でもあるのです。具体的な「何かしてもらった」「嬉しいことをしてくれた」ことに感謝するだけではなくて、周囲の人間に対して常に感謝心を持って接しているのでしょう。

 

言葉の端々や些細な行動に、そうした感謝の心は漏れ出ています。何気ない言動にも気配りができるような優しい気持ちを持った人なのです。例えば、書類を作るのが仕事の部下が書類を仕上げて持ってきたとき、仕事なのだから当たり前だと無言で目も合わせず受け取ったりするのではなく、しっかりと笑顔で「ありがとう」と言える気遣いある上司は、感謝心を忘れない性格の良い人なのでしょう。

 

性格の悪い人のタイプ

性格の悪い人は、ネガティブな考え方をしてネガティブな発言が多くなっていきます。暗い方向にばかり物事を考えて、マイナス面ばかりに注目する意地の悪い見方をするのです。

 

そうしたネガティブ感情を抑えることなくダダ洩れにして、周囲にストレスを与えるタイプです。例えば、出逢って1~2時間の相手の気に入らない部分あげつらって「あいつはとんでもなく無能だから付き合いたくない」なんて言い出すのです。

 

例えば仕事を始めたばかりの新人に対して「憶えが悪いから仕事を振るな」などと命令を出すような上司がいれば、その上司は確実に性格が悪いです。気を付けましょう。

 

また、自分では努力せずにやたらと嫉妬ばかりするような人も性格が悪いことが多いでしょう。他人を羨むばかりで、自らを省みないタイプです。未来を見据えて「うらやましいから頑張ろう」とならないところが、性格が悪い所以なのです。

 

プライドが高くて他人に対して謝罪できない人もまた、性格が悪い傾向にあります。常に上から目線で他人と接しているから、素直に謝れないのです。

 

また、性格が悪い人は、謙虚さと無縁で、自分の周囲に対して感謝の気持ちを持たない人でもあります。前述したように部下に感謝できない人、奥さんに感謝の気持ちを持たない人、そんな人たちは一様に性格が悪いのではないでしょうか。本人たちは気づけないかもしれませんが、性格の悪さを知る周囲の人たちはきっと、その人を遠巻きにしていることでしょう。

 

性格の悪い人を見分けるコツ

性格の悪い人を見抜くコツとしては、相手のいくつかの行動をチェックすることが必要です。前述した「性格の良い人」と反対の行動をする人を見つければ良いのですが、より具体的な特徴を後に記述していきますので参考にしてください。

 

人は、自分の物の見方や考え方を基準に他人を判断しています。そのため、見えない部分は自分の想像で補っているので、相手の正確な性質がわかっているわけではありません。ですので、何か違和感を感じたら、後述するポイントに当てはまるかどうか、じっくりと考えてみてください。

 

性格の悪い人を見分けるコツは以下の通りです。

 

上から目線

他人に対する謙虚さが無くて、自分を一番大事に思っている人は、周りに対しての気遣いができません。上から目線で他人に対し、人の忠告や気持ちを受け入れることができないでいるでしょう。

 

プライドが高くて常に他人を見下しているため、ことあるごとに自分と他人を比べがちです。マウンティングが大の得意で、周囲からも嫌われる傾向にありますので、そういう人には注意が必要です。

 

強い立場の人にへりくだる

強い立場の人に必要以上に媚びへつらう人がいたらどう思うでしょう?「みっともない」「恥ずかしい」などと思うのではないでしょうか。今後はそこに「ああ、性格の悪い人なんだな」という感想を付け加えておいてください。人によって態度を変える人間は、性格は悪いし信用もできないのです。

 

立場の弱い人に高圧的

自分より下と見た相手や、立場的に弱い人に対して、やたらと高圧的になるタイプも性格が悪い人と言えます。例えば、飲食店でウェイターやウェイトレスに対してだけ横柄な口を利くような人には注意しましょう。

 

他人の欠点を探すのが好き

自分に自信がないことの裏返しとも言えるのですが、他人の悪いところばかりを探して嬉々として悪口を言う人は、往々にして性格が悪いでしょう。陰で悪口を言いふらしたり、わざわざ他人の詮索をして、弱みや欠点、弱点と思ったことろばかりに注目するタイプです。そうして留飲を下げたり、気分を発散したりしているのでしょう。

 

他人を妬む

他人の幸せを素直に喜べない人は、性格が非常に悪いでしょう。妬み嫉みが先行して、羨ましいと思ったときにその人の粗探しを始めたり、「幸せで羨ましいわ、それに比べて私なんて」とネガティブ全開に語りだしたりして空気を壊してしまいます。

 

一緒にいても楽しく過ごせない、面倒な性格の人です。

 

責任をとらない

性格の悪い人は、責任を取らないことが多く、何か問題が起きたときに真っ先に逃げ出してしまいます。問題の解決に尽力するのではなく、問題のすり替えや他人に責任を擦り付けることばかり考えていて、前向きに解決に向かおうとするあなたとは話が通じなくなってしまうでしょう。

 

笑顔がない

性格が悪い人は、すべてを自分で背負っていると思い込みたいのか、表情が暗く笑顔がない場面が多いです。人によって態度をかえるので、自分より立場が上だと感じている人には笑顔で接しますが、見下している人に対しては笑顔を振舞うのが恥だとでも思っているようです。

 

性格の悪そうな人が自分のそばでむっとした顔を続けていたら要チェックです。今後迷惑を掛けられる可能性大ですので、注意しておきましょう。

 

自己中心的な自慢話

口を開けば自分中心の自慢話という人は、性格が悪い可能性が高いでしょう。自分の持ち物を聞かれてもいないのに自慢したり、知り合いの従弟が有名人だとか親戚の友人が芸能人だとか言って、それを自慢とする人です。

 

「すごいね」と他人から称賛されたいから口にしているのでしょうが、すごいのは有名人本人なのですから一切関係ありません。何の努力もせずに賞賛だけを得たいという思考回路の持ち主は、性格が悪く付き合いづらいでしょう。

 

謝らない・謝れない

性格の悪い人は、プライドが高いせいか、自分の過ちを認めることができません。周囲に迷惑を掛けても、それを他人のせいだと吹聴したり、自分を正当化したりするために全力を注ぐのです。

 

自分のミスを謝罪しないし認めないので、そのミスのために例えば職場で同僚がカバーしてくれたとしても、礼を言うことはありません。何かと理屈をつけて「あなたがカバーするのは当然の事」なんて言い出して、周りを脱力させてしまうでしょう。

 

性格が悪い人と付き合うには

ここまで「性格の悪い人」を見てきて、あなたはどう思ったでしょうか?「こういう人なら周りにいる」とか「絶対に関わり合いになりたくない」とか思ったのではないでしょうか。

 

あなたが面倒に巻き込まれないために、これまでの説明を参考に真っ先に「性格の悪い人」を見抜くようにしてください。そして、あまり近付かず節度ある距離感を保った関係を維持するようにしましょう。

 

性格の悪い人はあなたの不幸を喜びますし悪口を吹聴することを好みますので、なるべく近付きたくないものです。

 

だからといって無視もできません。そんなことをすれば性格の悪い人はあなたに対する報復に躍起になってしまうでしょう。なるべく関わらず距離を取り、その人と一緒にいる時間を少なくするようにしましょう。親しく話してしまえば、周囲に「性格悪い人の仲間」と思われたり不利益なことが多くなりますので注意してください。

 

とにかく「性格の悪い人」に、あなたに対するに興味を失わせることです。こちらから背を向けると、どんな意地の悪い仕返しをされるか分かったものではありません。会話が弾まないようにして、相手のほうから立ち去ってしまうように仕向けるのも手段のひとつでしょう。

 

性格を見極める目を育てよう

世間にはさまざまな人間がいます。ご紹介したように、大雑把にふたつに分けると「性格の良い人」と「性格の悪い人」ですが、中でもいろんなタイプの「性格の悪い人」がいることはおわかりになったでしょうか。

 

性格の悪い人に巻き込まれて気分を害したり人生を壊されたりすることのないよう、さまざまなタイプの性格の悪さを知っておき、出会ったばかりの人の中にも見抜ける目を育てておきましょう。

 

性格の悪い人と上手く付き合うのも重要なことですが、初めから気付いて距離を取っておくことができれば付き合いも楽になります。良好な人間関係を保つために、あなたの知識と鑑定眼はたいへんに必須なものなのです。ぜひとも鍛えておきましょう。

 

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